ブロッコリー

ブロッコリーとカリフラワーの違い

どちらもキャベツと同じ、アブラナ科の野菜。野生キャベツの花蕾(からい)が肥大したものがブロッコリーとなり、ブロッコリーが突然変異したのち、品種改良されて出来たのがカリフラワーと言われています。日本に渡ってきたのはどちらも明治初期で、カリフラワーの方が少し早く普及したようです。 色の違いからもわかるように、ブロッコリーには葉緑素(クロロフィル)やカロテンという色素成分が多く、カリフラワーはこれらの成分をほとんど含みません。どちらもビタミンCが豊富ですが、ブロッコリーの方がより多いことが知られています。でも茹でてしまうと、ブロッコリーの方が多く損失されやすいので、結果的に茹でたカリフラワーとほぼ同じ含有量になるようです。どちらを使うかは、調理法や料理の彩りによって使い分けてみてはいかがでしょうか。

スプラウトの凄いちから?

最近よくスーパーなどで見かけるようになったスプラウト。 カイワレ大根の赤ちゃんのようにも見えますが、これらはすべて種から発芽したばかりの新芽で、栄養価が高いということから注目を浴びています。新芽は、植物がこれから成長するために必要な栄養をたっぷり蓄えているので、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいて、成長後の野菜と比べても栄養価ははるかに高く、ブロッコリーをはじめ、レッドキャベツ、クレソン、マスタードなど種類もたくさんあります。 サラダと和えたり、炒め物の飾りにしたりと使い方は様々です。家庭で栽培することもできますが、一般の種子では薬品処理されているものもあるので、スプラウト用の種子を選ぶようにしましょう。 。

ブロッコリーを使ったおかずのレシピ

ジャガイモとブロッコリーのガーリックスープ|作り方

  1. ジャガイモは皮をむいて、1cmの角切りにする。ブロッコリーは小房にわけ、食べやすい大きさに切る。
  2. アスパラガスはかたい皮をむき、3cm長さに切る。シイタケは5mm厚に切る。ニンニクはすりおろしておく。
  3. 鍋に水を注ぎ、鶏ガラスープの素とニンニクを入れ、ジャガイモを加えて火にかける。
  4. 沸騰してきたら、ブロッコリーとシイタケを加えて更に加熱する。
  5. アスパラガスを加え、全ての具材に火が通ったらしょう油で味を調える。4等分してスープ皿に盛り付ける。