カラスミは何から出来る?

m_384中国(唐)の墨の形によく似ていることから名付けられたという、カラスミ。江戸時代には、すでに作られていたようです。

 

ボラなどの魚の卵巣を、塩蔵、乾燥して作られる珍味で、特に長崎県産が有名です。主に酒の肴として、薄く切ってから軽くあぶって、いただきます。大変高価で希少なものなので、台湾などからの輸入品や、ボラの卵巣の塩漬けを輸入して国内で加工したもの、また他の魚卵などで作られたものもあります。

 

他に地中海沿岸でも、ボラやマグロの卵巣で作られるカラスミ(イタリアのボッタルガなど)があり、古代ギリシア時代から作られていたと言われています。やはり薄切りにして食べたり、すりおろしてパスタにからめるなど、色々な料理に使われるそうです。

 

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