メープルシロップは何からできている?

m_501ホットケーキには欠かせない、メープルシロップ。最近では、砂糖などと比べてミネラルが多くカロリーが低めということもあり、洋菓子に限らず和食など、様々な料理にも活用されているそうです。

 

メープルシロップは、北アメリカ原産のサトウカエデ(シュガーメープル)の樹液で作る、含蜜糖の一種。

主な産地は、カナダとアメリカの北部です。カナダの国旗は、このメープルリーフをデザインしたものだそうです。

 

メープルシロップを作る作業は、サトウカエデが雪解け水を吸い上げる春先にはじまります。まず木の幹に穴を開けて管を差し込み、自然にしたたり落ちる樹液を採取します。樹液自体は水のようで、なめても甘味はほとんど感じられないそうですが、集めた樹液を煮詰めて濃縮することで、独特の色と風味が生まれます。

 

メープルシロップの等級は、光の透過率によって分けられます。色の薄いものから、No.1エキストラライト、No.1ライト、No.1ミディアム、そしてNo.2アンバー、No.3ダークとなります。収穫が始まったばかりのものは色が薄く、収穫期が終わりに近づくにつれ、色が濃くなっていくそうです。

一般に出回っているものは、No.1ミディアムが最も多いそうです。

 

またシロップのほかに、粉末のメープルシュガー(カエデ糖)や、ペースト状のメープルバターなどの製品があります。

 

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