トコロテンの食べ方色々?

m_428元々は上流階級の食べ物であったトコロテンが、庶民にも親しまれるようになったのは、江戸時代からなんだとか。

 

その昔は、カラシ酢で食べられていたようですが、現在では、酢醤油や三杯酢などをかけ、和ガラシを添えたり、青ノリやゴマをのせるのが、関東をはじめ全国的に見られる食べ方のようです。

 

関西では黒蜜をかけて、甘味として食べることが浸透しています。これは、葛切りに黒蜜をかけて食べていたことから、見た目に良く似たトコロテンも、同様の食べ方が根付いたといった説があります。他にも全国には、その土地独特の食べ方が、色々とあるようです。

 

また、中部地方などの一部地域では、箸を一本しか使わないんだとか。その訳には、食事と区別するため、おやつの時は箸一本で食べるとか、箸が貴重であったから、箸でつまんでトコロテンを切らないようにするため、トコロテンの鮮度を見るためなど、様々ないわれがあるんだそうです。

 

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