沖縄料理の特徴は、まず豚肉を多く食べること。肉はもちろん、内臓や足、皮や血に至るまで余す所なく食べつくすので、肉の部分には含まれないコラーゲンなども摂取することが出来ます。

昆布は出汁をとるより煮物などの具材として使われますし、アオサなどの海藻類もよく食べられます。その上、緑黄色野菜の摂取量も多いんだとか。沖縄の豆腐は、かたくてしっかりしているのが特徴ですが、豆腐もまた色々な料理に使われています。

そして塩分使用量の少ないのがポイント。これは野菜を漬物として食べる習慣がなく、出汁をしっかり利かす調理法のため、調味で加える塩の量が少ないこともあるんでしょう。これらが一体となりバランスの取れた食事になっているのが、長寿食の秘訣になっているのではないでしょうか。