おせち料理のルーツと決まりごと?

m_110元々おせち料理は、正月など季節の変わり目の五節句の日に、お供えするための祝儀料理だったものが、江戸時代に正月の祝儀料理に限って「おせち」と呼ぶようになっていったと言われています。重箱に詰めるようになったのも、江戸時代頃だそうです。

 

内容や詰め方も地域により様々ですが、基本的には、三~五段の重箱に、料理を三種、五種、七種といった縁起の良い奇数揃えで彩りよく盛り付ます。

 

上から数えて一の重には、三種肴(数の子、田作り、黒豆、又はたたきごぼう)、二の重には焼き物、三の重には酢の物、煮物(煮しめ)が詰められます。四の重は控え重とも呼ばれ、一、二、三の重の料理の補充として使われることもあります。色んな食材をバランスよく揃え、味や見た目に変化を持たせ、日持ちするような調理をするのがポイント。

 

おせち料理は、1年の幕開けにふさわしい縁起の良い料理です。

 

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