懐石料理と会席料理の違い?

m_105懐石料理は、千利休が茶の湯を確立した安土桃山時代に、修行中の禅僧が温めた石を布に包んで、懐(ふところ)に入れて空腹をしのいだことに由来するもの。

茶会の席の軽い食事を指し、江戸時代になってこの名が付けられました。そしてこの時代の末頃、寄り合いや宴会など、酒の出る席での食事として始まったのが、会席料理です。元々は、貴族や上級武士の食事形式の略式として広まり、特別な作法や決まりをもたずに豪華なのが特徴で、酒が主体となるためにご飯は最後に出ます。

 

つまり、懐石料理はお茶を、会席料理はお酒をおいしく頂くための料理ということですね。

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