しそ(大葉)

食中毒防止に効果的な強い解毒作用をもつ。

 

 夏の食卓の名脇役ともいわれる、さわやかな香りと色で食欲を増進させてくれるしそは、花・実・葉のいずれも薬味として使われています。

α―リノレン酸という必須脂肪酸を含む、しそ油という精油成分から生まれているしその香りは、ガンアレルギーを予防し、動脈硬化を防ぐはたらきがあるといわれています。

香りの成分のペリルアルデヒドには強い防腐作用があり、食中毒を防ぐ効果があるともいわれています。

 

また、青じそと赤じそがあり、大葉と呼ばれる緑色の青じそのほうはビタミンなどの栄養素を多く含み、薬用としては紫色の赤じそのほうが効果があるといわれています。

 

[主な栄養素]
ビタミンA効力、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、鉄
[効用]
食中毒、下痢、カゼ、発熱、不眠症
[選び方のポイント]
独特の香りが強く、葉先までピンとしているもの。色が鮮やかで変色していなく、しおれていないもの。
[おすすめレシピ]