痛風(高尿酸血症)

昔は”ぜいたく病”とも言われていた痛風は、現在では主に、40歳以上の男性に多く見られます。
若年層でも、外食や宴席が多く、高カロリーで塩分や糖分過多な食事や暴飲暴食をしがちな方、肥満の方は発症するケースが増えているそうです。

 

原因は、体の老廃物である尿酸が血液中に異常に増え、それが結晶化して関節に沈着することで血管壁を刺激し、激痛を起こします。おもに、足の親指の付け根など、関節が一時的に激しく痛みます。

痛風はそのまま放っておくと、他の合併症をひき起こすことにもなるので注意が必要です。

 

対策は、カロリーの高い食事を控え、バランスの取れた食生活を送ることと、たまった尿酸を体外に排出することです。

過食しないことはもちろん、アルコールも控えましょう。また尿酸はアルカリ化した尿に溶け出しやすいことから、食事には海藻類や野菜、果物を積極的に取り入れ、水分(水やお茶など)を十分にとって、尿量を増やしましょう。

 

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〈尿のアルカリ化〉
キャベツ | きゅうり(キュウリ) | ごぼう(ゴボウ) | こんぶ(昆布) | さつまいも(サツマイモ) | じゃがいも(ジャガイモ) | だいこん(大根) | トマト | バナナ | ひじき(ヒジキ) | ほうれん草(ほうれんそう・ホウレンソウ) | メロン | もやし(モヤシ) | わかめ(ワカメ)
[その他:ハーブ、漢方、サプリメント類]
〈利尿〉 ネトル(西洋イラクサ)
[健康レシピ]