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ナッツを食べる時の注意点

大谷さんが「アーモンドの食感がタケノコの食感に似ていることから思い立った」というアーモンド入り肉まんは自信作。

最近は間食にナッツを選ぶ人が増えています。その利点を大谷さんは次のように話します。

「ナッツは他のおやつ類に比べると糖質が少なめ。空腹時に食べても血糖値を急激に上げることがなく、脂肪の吸収も抑えてくれるので、ダイエットを心がけている人にはぴったりと言えるでしょう。食べるタイミングは食前がベスト。その後にごはんを食べると血糖値の上昇が緩やかになります」。

また、よく噛むことで満腹中枢を刺激し、食後の満足度を高めてくれるのもナッツの良いところ。すべてのナッツの栄養素をバランスよく取り入れたい人は、多種類がパッケージされたミックスナッツが最適です。

ただし食べ過ぎには落とし穴も。ナッツは消化に時間がかかり、度を越した摂取は胃腸に負担をかけることもあります。アーモンドなら1日23粒程度を目安とし、種類に限らず手のひら分ほどが適量と考えましょう。また、塩やキャラメルなどで味付けされたナッツは食べやすいぶんカロリーが高く注意が必要です。特に食事制限のある人は医師に相談し、決められた範囲内の量に抑えるようにしてください。

ナッツの伝道師を目指す

大谷さんのアイデアから商品化に至ったアーモンドふりかけとアーモンドラー油。今後は一般販売も視野に入れているとか。

今後はナッツの魅力をより深掘りし、ナッツの伝道師として情報発信にも尽力したいという同社。大谷さんは管理栄養士の有資格者であることを生かし、ナッツの持つ栄養素に着目した料理の開発に励んでいます。

「単においしいだけにとどまらず、低糖質ダイエットに効果的なメニューだったり、栄養面からナッツと相性の良い食材との組み合わせを考えたりしています」。

特に力を注いでいるのが、和食や中華にナッツを取り入れた新しい味の提案や、季節野菜とナッツを合わせた料理の試作・開発。ナッツ=洋という根強いイメージを払拭し、食卓の一品としての地位を確立するのが狙いです。アーモンドの食感を生かし、肉まんのタネの素材の一つに取り入れてみたり、柚味噌に砕いたマカダミアナッツを混ぜ、出汁で炊いただいこんに添えたり。レシピはウェブサイトなどで公開する準備も進めていくそうです。

7月22日はナッツの日。本格的に迎える夏の暑さをナッツパワーで乗り切りましょう。

(2018年3月 取材・文 岸本 恭児)

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