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大阪ワインの未来に向けた新たな試み

みんなを驚かせるようなおもしろいことをやって情報を発信していきたいと、斬新な企画も次々と発案。
大阪モノレールを貸し切って大阪ワインを飲み比べるワイン列車を走らせたり、百貨店で大阪ワインフェスを開催したり。休日返上であらゆるイベントにも参加するなど、PR活動に余念がありません。自社で行っているワイナリー見学も好評。ぶどう畑を訪ね、昔の醸造器具やワインづくりの様子を間近で見ることができる体験は貴重と、近隣の小学校では授業の一環として取り入れています。

明治から大正にかけて活躍した醸造器具。ワインづくりの歴史を語る貴重な資料として見学が可能です。
ワイナリー見学などイベント情報は、カタシモワイナリーのサイトをご覧ください。http://www.kashiwara-wine.com/

100年という歴史におごらず、これからはもっとスピーディーに大阪のワインやぶどうのすばらしさを広めていきたいと意気込む高井さん。そのためには、地の利を活かした観光に力を注いでいきたいと気を引き締めます。

「生食用ぶどうとワイン用ぶどうを一緒にした畑を作るのはどうかと構想中です。そこで日本のぶどう栽培の技術力を学びながらいろんなぶどうを試食できるようにしたりね。畑の下にレストランをオープンさせて、ワインやぶどうの説明を受けながらスペシャルな料理が堪能できるのもおもしろいんじゃないかなあ。今の時代に求められているのはエンターテインメント性。ワインの世界でも同じだと思うんです。うちのぶどう畑全体が自然のディズニーランドのようになれば最高ですね」。

目を輝かせて夢を語る高井さん。今、海外で人気が高まりつつある日本酒と同様に、大阪のワイナリーが生んだ日本のワインが世界で愛される日も、そう遠くないかもしれません。

(2014年10月 取材・文 岸本 恭児)

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