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食べたものの栄養素情報を瞬時に表示

トレーを置き、カードをかざすだけの簡単操作が魅力

PSAシリーズのオートレジスターは、それぞれの食器の裏に取り付けられたICタグがカギを握っています。ICタグにそのメニューの価格や栄養素情報が書き込まれていて、トレーを置くと瞬時に読み取りを行います。

ディスプレイに表示される栄養情報の画面パターンは、塩分とエネルギーを示すもの、タンパク質や炭水化物など栄養素6項目と食事バランスガイドを表すもの、栄養素6項目と栄養バランスをレーダーチャートで表示するものがあり、同社の社員食堂では、自分の欲しい情報が搭載されているオートレジを選ぶことも可能。レシートプリンターが接続されているので、表示された栄養素情報をプリントアウトし、持ち帰ることもできます。

栄養素情報のプリントアウトもスマートにさっと行える

印字された用紙にも、メニューごとの栄養素や栄養価の合計、1日の基本摂取量に対する各栄養価の充足率など、体づくりのキーワードとなる情報が一目瞭然。これなら誰でも気軽に体調管理ができ、今日のカロリーはどうかな?食べ過ぎていないかな?と自分のペースで楽しみながら続けられそうです。

「食事制限をしないといけない病気を持つ社員などはノートに貼って記録し、かかりつけ医に見せたりしているようです。ダイエットを気にしている女性社員にも重宝されていますよ」と上山さん。自分の健康は自分で管理するものという意識が、システムを利用することで自然と浸透しつつあるようです。

給食委員会が社員食堂の問題を解消

同社では社員食堂のリニューアルをきっかけに「給食委員会」を立ち上げました。メンバー構成は、社員食堂をよく利用し、嗜好、年齢、食べる時間帯が異なる社員と給食会社、人事部。3か月に1度の会議では、利用する社員の声を細かく聞き取ったうえで、問題点や改善点などを話し合っています。

なかでもよく議題に上がるのがメニューの中身について。「ちょっと味が濃すぎるとか、量が少ないとか、個人の嗜好の部分も大きくて、意見を精査し、まとめていく作業もけっこう大変です。

体づくりを意識した、見た目良し、味良しのメニュー

でもそのなかに、なるほどと気づかせてくれる鋭い意見があったりして、社員食堂をより良く発展させていくための参考にさせてもらっています。

若手社員からはとにかくボリュームのあるものが食べたいという声があり、ベテラン社員からはヘルシーなのがいいという真逆の意見が出てくるときもあって、どちらの意見を優先しようか迷うこともあります。そんなときは給食会社さんにお願いして、全体の栄養やカロリーバランスを見ながら献立を工夫してもらったりしています」と、委員会メンバーの一人でもある上山さんは、会議の裏話をチラリ。

管理部門と製造部門がある同社では、ヘルシー系メニューとボリューム系メニューのどちらも用意しなければならず、たとえばハイカロリーなメインをチョイスしても、小鉢で総カロリーが抑えられるようにと、給食会社の協力を得てメニューの立案にはかなり力を入れている様子。定番メニュー以外は6週サイクル内で同じ組み合わせのものが登場しないように気を配るなど、細やかな心遣いも社員食堂の人気を支えています。

食堂内はスムーズな動線を考えてコーナーを配置

このようにハード面、ソフト面ともに大幅な改善を加えたことで、これまでの社員食堂へのマイナスイメージを払拭。「あまりおいしくない」「環境がイマイチ」という声が「温かくておいしい」「もっと利用したい」に変化し、社員の満足度もグンとアップしました。

その味や雰囲気は社外の人も評判が良いそうで、「弊社に関係する出入り業者さんも食堂は利用できるのですが、そのなかの1人に、ある新聞社の記者さんがいらっしゃいました。一度うちの社員食堂を利用されて以来、大変気に入っていただけたようで、来社されたときは必ずランチを召し上がっておられました。このことを知ったとき、社員食堂をリニューアルしてよかったなと思いましたよ」というエピソードを、広報部の藤田孝広さんが教えてくれました。

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