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現代の家庭環境と食の問題

将来への漠然とした不安感について

終戦の年、私は北海道に住んでおりましたから酷い空襲には遭いませんでしたが、サイレンが鳴ると防空壕へ飛び込むという生活でした。終戦後、もちろん食べ物は十分にはありませんでしたが、あれほど酷い状況の中から日本は立ち直ったわけです。東日本大震災の時にも、大勢のボランティアが参加して助け合うことが出来ましたね。しかし、広島や長崎に原爆が投下された時、日本中の誰もが自分のことで精一杯で広島や長崎の人々を助けることなどできませんでした。しかし、そんな広島も長崎も今のように立ち直ることができました。それも僅かの間で、と言えるでしょう。ですから、今みなさんが将来に対する不安感を抱いておられるのを聞くと、私は不思議で仕方がないのです。昔は年金すらありませんでしたしね。私は今の若者が羨ましいと思います。その気になれば世界を相手に仕事ができる時代じゃないですか。スポーツでもビジネスでも世界で活躍する日本人が大勢いて、その活躍に象徴されるのが今の若い人たちの未来、有り得ない夢ではなく現実になっていますよね。私の世代では、東京に出て成功して田舎に帰る。故郷に錦を飾ることが若い人の夢でした。ローカルですね(笑)。日本はGDPで中国に抜かれたと言っていますが、こんな小さな島国が世界第3位ですよ。もっと自信と希望を持って良いのではないでしょうか。

私たちがこれから学ぶべき食育とは

自分の体をどういう体質にするか、ということが大切だと思います。食べ物によって血液が作られ、血液の質によって体質は変わってきます。皆さんも最近よく耳にすると思いますが、日常生活の活性酸素を除去する、抗酸化の食生活を続けていくと、おのずと健康な体質になっていくと言われています。 抗酸化食の基本は、穀類、豆類、イモ類、肉、魚、野菜、果物、卵、乳製品に海藻類という計10種の食を日々バランスよく摂ることです。そういう食生活を行なうことで活性酸素は除去され、必然的に体質が改善されていきます。これは、「食医食」を提唱している日本食医食協会の神崎夢風(かんざきむふう)さんが30年の実績をもって示されています。そして、食材の質を重視すること、これらをできることからで良いので少しずつ実践していくことが大切だと思います。1日に10品目の質を考えながら摂ること、またそれを習慣化させることはなかなか容易なことではありません。しかし、そうして少しずつ食というものを見直し、体質を改善していくことが、病気の予防につながるのです。何事もやれることから始め、そして継続する。それが健康な体を保つ上で最も大切なことだと思います。

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