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おとそってどういうものなの?

 

m_302おとそ(お屠蘇)は、邪気をはらい長寿を願って飲む新年の祝い酒のこと。屠蘇延命散や屠蘇散といわれる数種類の生薬(漢方薬)を配合し袋につめたものを、酒(みりん・清酒)に浸して成分を抽出した、薬用酒です。屠は鬼・病を屠ること、蘇は蘇生を意味し、元は中国の医師による処方が始まりだそうですが、平安時代には宮中で用いられるようになり、一般に広まったのは江戸時代に入ってからだと言われています。屠蘇器に入れ、三つ重ねの杯を使っていただきますが、年少者から順にいただくことで、その若さを年長者があやかるんだとか。逆に、年長者から順にいただく場合もあるようです。使われる生薬は主に、白ジュツ(オケラ)、肉桂、山椒、桔梗、防風、丁子など。様々な処方がありますが、主に消化促進・健胃・風邪予防といった作用があるそうです。でもお酒には変わりないので、飲みすぎにはご注意を。

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